◎指のストレッチ
| 01/10/27
| 02/6/22
| 03/4/26
| 03/7/5|
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01/10/27号
ストレッチって、グッグッと伸ばしたらいいんでしょう？
いいえ、違います。力や弾みで伸ばしてもすぐに元に戻って
しまいます。時には、筋肉を痛めることもあります。
では、ストレッチのやり方とキーポイントは？
1. ゆっくり吐きながら、筋肉を弛めながら伸ばす
2. 勢いをつけないで、じわっとゆっくり伸ばす
3. 呼吸（吐く）とストレッチ動作は一致します
そしてその効果は？
1. 経絡（気の流れる道）を開きます
2. 筋肉と関節を柔軟にします
3. 太極拳の心身インフラを整えます
ではキーポイントを念頭において、指のストレッチを
してみます。
・肩を沈め（弛んだ状態）、指先を上にして前に伸ばし出します。
反対の手で、指を一本づつ内側に反らせます。
この時、決して弾みをつけないこと！
息を吐きながら反らせます。
・肩を沈め（弛んだ状態）、指先を下にして前に伸ばし出します。
同じようにじわ〜っと吐きながら内側に反らせます。
どうでしょう。指先まで気が流れる感覚がありますね？
◎ストレッチ上級編
・伸ばすことを意識していない
・伸ばしながら気が先端まで通っていく
02/6/22号
太極拳をしていると指がきれいになるのは、指先まで気が通るから
です、というのは以前にもお話しましたが、先ずは気持ちの良い
ストレッチから始めましょう。
上図）真っ直ぐに立ち、手の付け根をグッと前に伸ばし出します。
肩を沈めて、肩から前に送り出すようにします。
親指から小指まで順に一つづつ伸ばすのですが、指先を
内側に、もう一度手の付け根を前に押し出して、反対の手で、
指先を内側に押します。 吐きながら伸ばすと楽です。
下図）今度は逆に、指先が下を向いた形で伸ばします。
要領は、上図と同じで、手の付け根を前にグッと伸ばし出します。
指先を内側に押します。この時も吐きながらやると効果的です。
もう一度、肩が沈んでいるかどうか確かめましょう。
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03/4/26号
3回目になりますインターネット太極拳は、創刊号から
購読くださっている方、途中からの方にも分かりやすい
ように熟練度と切り口を変えてお伝えしています。
指のストレッチは二つの型があります。
指先が上向きなのと、下向きの二つです。
どちらも腕を真っ直ぐ前に伸ばし出し、手の平を90度にするのですが、
肩を沈めて、肩から送り出すように前に伸ばすのがポイントです。
90度の形で指先を体の方にじわ〜っと押し入れます。
反対に手の平は前に押し出します。
息を吐き出しながら、指の1本ずつを丁寧に伸ばします。
5本の指が全部終わったら、今度は5本を一緒に伸ばします。
上向き、下向きが終わるころには指がイキイキしてくるのを
感じられることでしょう。
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03/7/5号
太極拳は気の運動なのですが、気が体内に育つのには
年月がかかります。丹田に気の感覚を感じたら、それは
気の誕生です。あとは、毎日の練習を通じてそれが育って
いくのを見守りましょう。
指先まで常に気が流れるようになると、太極拳の動きに
流れがでてきます。
今日の指のストレッチは、手と指をしなやかにし気が流れやすい
環境をつくります。
・上の図は、肩を沈めて手の付け根を前に押し出します。
5本の指先を順に、内側に引っ張ります。
1本づつゆっくりとしましょう。
・下の図は、同じく手の付け根を前に押し出すのですが、
今度は指先が下向きです。同じように指先をじわっという感じで
1本づつ内側に引っ張ります。
必ず息を吐いて引っ張ります。
どうでしょう。指がイキイキしてきましたよね。
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