taiqi 



◎背骨のストレッチ | 01/11/17 | 02/7/13 | 03/5/24 | 03/5/31 | 03/8/16|
   上の各日付をクリックすると、その日付の内容にリンクします

01/11/17号

背骨というと”真っ直ぐに伸ばして”と思いますね。
そうじゃないんです。真っ直ぐはそうなんですが硬い棒の
様ではないのですね。椎骨(関節)と椎骨の間に椎間板(ついかんばん)と
いう軟骨があってクッションの役目をしているのですが、
丁度チェーンのような形状を想像してもらったらいいですね。
その椎間板が伸びて真っ直ぐという状態です。


では、チェーンのような背骨をスッーっと伸ばします。

左図. 両手の平を胸の前で軽く合わせる → 指先を意識する →

  右図. 息を吐きながら指先を後ろに持っていく → 吐き終わったら
   静かに元の形に戻る

   この二つの動作を繰り返します。

キーポイント
指先を後ろに持っていく時は、鼻筋、眉間、百会、と体の
中心に沿っていきます。

◎ストレッチ上級編

・無理に後ろにのけぞるるのではなく指先の動きに体がついていく
・手を合わした時に、肩、肘に力が入っていない

ストレッチの効果は?

 1. 経絡(気の流れる道)を開きます
 2. 筋肉と関節を柔軟にします
 3. 太極拳の心身インフラを整えます

             
← 背骨のストレッチイラストページに戻る
                                        UP▲


                                        
02/7/13

背筋がス〜っと伸びていると、良いことばかりです。
その逆を思い描いてみると、とても分かりやすいですね。
後ろ姿が若く見える、気持ちが前に向かっている、声が良く通る、そして
太極拳の動作がきれいに見える!!! では、背骨のストレッチです。

向かって左図)
手の平を軽く合わせます。これはポイントの一つです。
指先がスッと伸びていますね。その指先が、鼻筋 ⇒ 百会、を通って
後ろに下りていきます。

向かって右図)
息を詰めないで、静かに吐き出しながら指先を後ろにやります。

向かって左図に矢印が描かれていますが、その逆の矢印で
戻ってきます。肘が最初の形に収まります。肩が沈みます。

これを1セットとして、3回繰り返します。

1回目より2回目、2回目より3回目と指先が深く下に下ります。

★背骨は柔らかく、柔らかくあればあるほど気の通りが良くなります。
  体で大切でない部分は無く、どの部分も大切なのですが、
  背骨は特に、心身の柱ですので、背骨のストレッチを
  丁寧にやりましょう。


              
← 背骨のストレッチイラストページに戻る
                                        UP▲



03/5/24号

3回目になりますインターネット太極拳は、創刊号から
購読くださっている方、途中からの方にも分かりやすい
ように熟練度と切り口を変えてお伝えしています。

背骨(脊柱)を動かしましょう。と言いますと、ほとんどの場合
キョトンとした顔をされます。

始めて蛇拳を見たとき、その不思議な動きが疑問でした。
それから数年経って、あれは背骨から出てくる力なのに
気が付きました。

今日の背骨の体操は、柔らかい蛇の動きを思い浮かべて
もらうと分かり易いですね。


■両足を肩幅に開き安定良く立ちます。
  手の平を軽く合わせ、肘を沈めます。

 息を吐きながら、手を合わせた指先を後ろに持っていきます。
 指先が鼻筋、百会を通って弧を描いていきます。

 決して息を止めずに静かに吐き出します。

■Webページには無いもう一つの背骨の体操です。

 尾テイ骨〜首の後ろのぐりぐりと呼ばれる背骨の線を確認しましょう。

背骨は、椎骨と椎骨がしなやかな靭帯で繋がっているのですが、
この靭帯を柔らかくする体操です。

一つ一つの靭帯を伸ばします。
尾テイ骨から順に上に伸ばしていきます。 伸びると気持ちの良い
ものですね。太極拳の動きも変わってきます。

               
← 背骨のストレッチイラストページに戻る
                                        UP▲



03/5/31号

1.胸の前で軽く手を合わします。
  肩も肘も沈んで力みのない形です。

2.手を閉じた指先が、鼻筋、印堂、百会を通って後ろに下がります。
  息を吐きながらやります。決して息を詰めてはいけません。

3.今度は逆に、百会、印堂、鼻筋、を辿って最初の形に戻ります。

    ※印堂 眉間の間のツボです。

 背骨がしなるように後ろに曲がり、ゆっくりと戻してきます。

               
← 背骨のストレッチイラストページに戻る
                                        UP▲

        

03/8/16号

  いよいよ背骨のストレッチです。
背骨の体操では、背骨の円運動をやりました。

 
背骨の体操  

今日は、伸縮性が高くなった背骨を呼吸と意識でもって
しなやかに使います。


体全体をゆったりさせて立ちます。
胸の前で両手を軽く、でもしっかりと合わせます。
息を吐きながら、指先を後ろに持っていきます。
この時、鼻筋 ⇒ 印堂 ⇒ 百会をたどって、弧を描きながら
後ろにもっていきます。

吐き終わったら、同じ弧をたどって胸の前に戻ります。

3回を最小の単位としてやりましょう。

後ろに鏡を置いておくと、鏡に自分の踵が見えたら
背骨は柔らかくなっています。
『3回目に踵を見る』ことを目標にしましょう。

               ← 背骨のストレッチイラストページに戻る
                                        UP▲

         メルマガ「太極拳教室」の購読はこちら(無料)

 
| インターネット太極拳 | 七星気功 | 陳式太極拳 | 楊式太極拳 | 教室案内 | インターネット教室 |

| 行事・イベント・セミナ | 新太極拳について | サービスセンタ | 太極拳グッズの売店 | Top | お問合せ |