七星気功
     taiqi 


【 左右開弓 】 | 01/12/15 | 02/8/24 | 02/8/31 | 02/9/7 | 02/9/14 | 03/9/20 | 03/9/27|
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01/12/15号

七星気功

 動きをページに載せましたので、イラストと併せて練習されると
 より分かりやすいですね。

第一式 左右開弓

”式”という言葉も聞きなれない言葉ですね。一まとまりの動きと
理解してもらったらいいです。
ですから七星気功は、七星気功七式と言えます。

第一式はかなり難しいです。でも関節をほぐし、筋肉を伸ばし、
気の巡り良くするので気持ちいいです。
左の式と右の式は同じ動きで、左右の式で一セットです。

図0.”RealPlayer”で動きを見ていただけますか。
  図はありませんので、図0.と名づけました。
  脇に垂らした手の平をゆっくりと腰まで上げていきます。
  両腕を腰から回しながら拳をふんわりと作ります。
  拳の作りかたは、小指から一つづつ指を折って作ります。
  同時に、右足の踵を軸に体を左に回します。

図1.図2.
 ・体が左を向いたら、左足を爪先を軽く付けて置きます。
  両腕は円く、両手の甲が向かい合っています。
  重心は右足(後ろ足)です。

★ポイント 手の甲の真中あたりを外労宮といい、気のツボです。
      それを向かい合わせにします。


 ・重心を後ろに置いたまま、手首と足首を同時に回します。
  手首は外回し、足首は内回しです。 ↑↑

                  ここが一番難しい!!

図3.左足の踵を軽く着けます。
   重心を右足に置いたまま、大きく肩を回します。

図4.腕を前に降ろしながら重心も左足(前足)に
   移していきます。
図5.息を吐きながら全身を弛めます。

  以上で左は終わり、右に移るのに、
  重心を右足(後ろ足)に移動、右に向きを変える、重心を
  左足に移動し、図0.の右版になります。
  左と同じ動きを右向きで繰り返します。

☆効果とキーポイント

 1.ひじを回転させることで、心・肺の機能を増強する。
 2.つま先をつけることによって、脾・胃を増強する。
 3.かかとをつけることによって、腎を増強させる。

 4.陰陽両脈(督脈と任脈)に気を巡らせる。

第一式を何回も繰り返し練習してください。
同じ動作を何回も繰り返し練習する”気功練習法です。

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02/8/24号

◆ 七星気功【 第一式 左右開弓 】その1

 インターネット太極拳の組み合わせ編として、上級編として
マスターしていただくといいですね。今日は、第一式の一つの動作、
図では一番上の一つを分解していきます。

起勢】 始まり

     両足を軽く揃え、全身をゆったりとして立ちます。
丹田から絹糸の引き出すように静かに息を吐き出します。

第一式 左右開弓 】 左と右の弓を引く型

全体の動き

両手の内労宮(手の平真ん中)をゆっくり腰まで上げていきます。
腰から両腕を体の両側で円を描きながら、左方向に向きます。
胸の前で、外労宮(手の甲の真ん中)を向かい合わせにします。

■ポイント

 左右の外労宮の間は、拳一つのスペースを開け両方の外労宮が
 見えない気の糸で引き合っています。

 左つま先が軽く床に着いています。(図マル2のところ)

腕の動き

円を描く時は、肩、肘、手首の関節を順に丁寧に回しながら
最後に外労宮が向かい合わせになります。

 ここの動きは椅子に座ってでもできますね。

足の動き

・肩幅に開いた両足は、動きが始まると右足は踵を軸につま先を内側
(左方向)に回していきます。左右の足はほとんど同時進行なのですが
・次に左足は踵を軸につま先を外側(左方向)に回します。
・最後に左足を少し前に置きつま先を床に着けます。

体の動き

足の動きに従って、左方向に回ります。

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02/8/31号

七星気功の第一式は、いくつもの要素が組み合わさって
複雑ですので、一つづつ分解しながら進めています。

図の一番上のマル数字の2.は左つま先を着けています。
これは、呉 光崑先生によると、脾・胃を増強する。ということです。
つま先を着ける、という意識が五臓六腑を刺激します。

全体の動き(図2、3、4、5番目)

両拳を回しながら両手を開きます。
つま先が着いていた左足をやや前に置き、踵を着けます。
後足に置いていた重心を前足に移しながら、肩を後ろから前に
大きく回します。吐きながら上体を前に倒します。

手と腕の動き

拳を回しながら両手を開き、肩関節を深く後ろに回します。

足の動き

左足は虚の状態から重心を置いて実の状態に変ります。

体の動き

両腕が耳の横にきた時は、全身、特に背骨を上に引っ張り上げる
ように伸ばします。吐いて上体が弛む時は十分に弛みます。

★呉崑光先生:北京中医学院から戻られた後、兵庫県西宮で
       針灸院をされていましたが、95年の震災後、デンマークに
       移り、東方中医薬針灸治療中心を経営されています。

        
デンマークでのセミナー

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02/9/7号

左右開弓の左向きの動作が終わり、今日は右に入る前の重心移動からいきます。

重心移動

・左足に置いていた重心を、右足(後ろ足)にどっしりと移します。
・左足を踵を軸にしてつま先を内側に回し入れます。
・右足に置いていた重心を左足に移します。

 上の3つの重心移動の間、両手は自然なだらりと下ろした状態です。

全体の動作

両手の内労宮(手の平真ん中)をゆっくり腰まで上げていきます。
腰から両腕を体の両側で円を描きながら、右方向に向きます。
胸の前で、外労宮(手の甲の真ん中)を向かい合わせにします。

右つま先を床に軽く着け虚歩の歩型になります。

両腕を後ろから深く回しながら前に持ってきます。(吐く)
重心が、右足にしっかりと乗ります。

                                        
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02/9/14号

左右開弓から【 第ニ式 頂天立地 】に入る前の重心移動からいきます。
上のURLのページを開いて図を見ながら読んでいただくと、
動きがより明瞭になりますね。

重心移動

1.右足に置いた重心を左にしっかりと置き換えます。
2.右足の踵を軸に、つま先を内側に回し入れます。
3.右足を寄せて、肩幅に開いた状態になります。

上の重心移動の間、両手は自然に垂らした状態のままです。

第一式 左右開弓のポイント

左右開弓の中の、上段の図からその下の図の間の動作は
バランスはもちろんですが、意識の集中が要求されます。

上段図で、手は外労宮が向かい合わせになっています ⇒
     手首を固定して円を描きながら手を開きます ⇒
     花びらがひらくように、指先まで柔らかく開きます。

     足は、踵を固定して内側に回して円を描きます。

ポイント:手首と踵を固定して同時に円を描きます。
     必ず動画も併せてご覧ください。

                                        
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03/9/20号

第一式 左右開弓】 ヅオヨウ カイゴン - 左と右の弓を引く型

ページ右下の動画を見ながら一緒に動いてみましょう

第一式は、全身の機能を総合的に高める運動で、その効果は、

1.ひじを回転させることで、心・肺の機能を増強する。
 両腕をねじるように回し、胸の前で拳の形にした手の甲側を
 向かい合わせにします。

2.つま先をつけることによって、脾・胃を増強する。
 上の形で、つま先を軽く着けます。
 重心がしっかりと後ろ足に乗ります。

3.かかとをつけることによって、腎を増強させる。
 両肩、両腕を大きく回して踵を踏み出します。
4.陰陽両脈(督脈と任脈)に気を巡らせる。

 両肩、両腕を大きく回すと同時に、背中を引っ張り上げて
 伸ばします。胸側も引っ張り上げるようにして伸ばします。

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03/9/27号

今日は先週の【第一式 左右開弓】に補足しながら進めます。

第一式は、全身の機能を総合的に高める運動で、その効果は、

1.ひじを回転させることで、心・肺の機能を増強する。

 両腕をねじるように回し、胸の前で拳の形にした手の甲側を
 向かい合わせにします。
 肩、背中が硬いと腕がスムーズにねじれません。そして肩を
 いからせた形になります。こんな場合は、肩をゆるめ、肩の力を抜いて
 腕をゆっくりねじりましょう。

2.つま先をつけることによって、脾・胃を増強する。

 上の形で、つま先を軽く着けます。
 重心がしっかりと後ろ足に乗ります。
 前かがみにならないように、鏡でチェックしてみましょう。
 上体が真っ直ぐで、重心が後ろに安定よく乗っていればOKです。

3.かかとをつけることによって、腎を増強させる。

 両肩、両腕を大きく回して踵を踏み出します。
 かかとは軽く地面に触れる感じで着けます。
 大きくゆったりと息を吸います。

4.陰陽両脈(督脈と任脈)に気を巡らせる。

 両肩、両腕を大きく回すと同時に、背中を引っ張り上げて
 伸ばします。胸側も引っ張り上げるようにして伸ばします。

   ★一番下の図は、息を吐き出し全身の力が抜けています。

左、右と同じようにします。全身が軽く感じられるでしょう。

3回目になります七星気功は、創刊号から購読くださっている方、
途中からの方にも分かりやすいように熟練度と切り口を変えてご紹介
していきます。毎日の心身メンテナンスとしてご利用下さい。

名称の通り、七つの型で構成された気功体操で、動きで気の
流れを調整し、内臓をの働きをよくする動功です。

1番〜7番は、各ページ下の名称をクリックすると動画がご覧に
なれますので、イラストを併せてご利用ください。

                                        
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