七星気功
     taiqi 


【 捩転乾坤 】 | 02/1/5 | 02/1/12 | 02/10/5 | 02/10/12 | 02/10/19 | 03/10/18 | 03/10/25 | 03/11/1|
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02/1/5号

第三式はかなり複雑な組合せですが気のボールという
気の原型の形があり面白いですね。

イラストを見てみましょう 
こちら

図1.体の左斜め前で、右手が上で左手は下にして気のボール
   を抱えます。

  ※気のボール
   これはよく出てきますので覚えましょう。
   上の手は胸の高さで下の手はお腹の高さにして
   丁度、大きなボールを抱えているような形です。

図2.気のボールを抱えたまま、踵を軸にして右足を左に回します。
   左足を左に回します。
   また、右足を左に回します。また左足を左に回します。

   各々2回、回します。

図3.図1.から丁度180度回っています。(後ろが正面となります)
   ゆったりと両手を開いて、右手の外労宮を印堂の前に置きます。
   左手の外労宮を、命門に置きます。

   ※印堂眉間のやや上のツボ
    命門 お臍の背中がわ。二つの腎臓の真中辺りのツボ

図4.上記の型のまま、全身をぞうきんのように捩ります。
   重心が前屈みにならないように真っ直ぐしたまま捩ります。

図5.図4.の形のまま正面に戻っていきます。
   戻り方は、図2.の逆で、左足を踵を軸にして右に回します。
   右足を右に回します。
   また、左足を右に回します。また、右足を右に回します。

     各々2回、回します。

図6.正面に戻ったら、両手をゆったりと開き、右に体を倒します。
   上の手の指先が、伸びていきます。

★同じ動きで反対側の動きは、図1.〜図6.の逆で、体の右斜め前で
 気のボールを抱えるところから始めます。

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02/1/12号

◆七星気功【 第三式 捩転乾坤 】追記と後半

 第三式の図1.のところで抜けていた部分がありますので
 【 追記 】として以下に書きました。

 イラストを見てみましょう 
こちら

図1.体の左斜め前で、右手が上で左手は下にして気のボールを抱えます。

  【 追記 】
   ボールを回しながら、体の右斜めに持ってきます。
   左手が上に、右手が下になります。

  ※ボールを回す時は、ボールを撫でるように、落とさない
   ように回します。
ここまで、前回の追加です。↑↑
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ここから今回です。前回の対称の動きです。↓↓

図1.体の右斜め前で、左手が上で右手は下にして気のボールを抱えます。

   ボールを回しながら、体の左斜めに持ってきます。
   右手が上に、左手が下になります。

  図2.気のボールを抱えたまま、踵を軸にして左足を右に回します。
   右足を右に回します。
   また、左足を右に回します。また右足を右に回します。

   各々2回、回します。

図3.図1.から丁度180度回っています。(後ろが正面となります)
   ゆったりと両手を開いて、左手の外労宮を印堂の前に置きます。
   右手の外労宮を、命門に置きます。

   ※印堂 眉間のやや上のツボ
    命門 お臍の背中がわ。二つの腎臓の真中辺りのツボ

図4.上記の型のまま、全身をぞうきんのように捩ります。
   重心が前屈みにならないように真っ直ぐしたまま捩ります。

   ※帯脈 ウェストの周りです。
       帯脈はツボでもなく経絡(気の通路)でもなく
       でも内臓機能に働きかける不思議な働きをします。

  図5.図4.の形のまま正面に戻っていきます。
   戻り方は、図2.の逆で、右足を踵を軸にして左に回します。
   右足を左に回します。
   また、右足を左に回します。また、左足を左に回します。

     各々2回、回します。

図6.正面に戻ったら、両手をゆったりと開き、左に体を倒します。
   上の手の指先が、伸びていきます。

【 第三式 捩転乾坤 】 天体(体)を捩(ねじ)る

nuizhuan qiankun  ニュイヅゥアン チィエンクン

乾坤、は八卦の言葉で、宇宙とか天体を意味するそうです。
捩=ねじる 転=回す

雄大なネーミングですのでゆったりと伸びやかにしましょう。

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02/10/5

第三式は体全体を捩じる。なのですが、ネーミングが大きい!
捩転=捩じる、回す  乾坤=宇宙
自然は大宇宙で、人は小宇宙。という思想からきています。
人はだれでも小宇宙をもって生きているのです。大切にしたいものです。

では、全体の動き、足の動きとボールについてをいきましょう。

全体の動き
・両手を弛めながら下ろし、左斜め前方でボールを抱えます。
 右手が上で、左手が下です。
・そのボールを回転させながら右斜め前方にもってきます。
・ボールを抱えたまま180度体を回します。

足の動き
・180度体を回すのは、両踵を固定して右足、左足、右足、左足の各々
 2回ずつです。180度回転した時に、両つま先が合っています。

  随分と足が捩じれますね。

ボールについて
・大きさは、上は胸を、下はお腹の大きさです。
・ボールを回転させる時、大きさを変えずにボールをなでるように
 回転させます。

  別名、気のボールとも言われていますが空気の珠のような
  ボール、と感じていただくといいですね。


                                       
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02/10/12号

第三式の捩転乾坤は、捩転=捩じる、回す  乾坤=宇宙
という何やら哲学的な名前ですが、宇宙の原理を論理付けた中国の思想、
八卦からきています。

では全体の動きからいきましょう。ページ右下【 第三式 捩転乾坤 】の
文字をクリックして動画をご覧になりながら体を動かして下さい。
こちら

全体の動き(前半-先週号のところです)
・両手を弛めながら下ろし、左斜め前方でボールを抱えます。
 右手が上で、左手が下です。
・そのボールを回転させながら右斜め前方にもってきます。
・ボールを抱えたまま180度体を回します。

全体の動き(後半-今日のところです)
・両手を開き、右手は額の?に左手は背中側に置きます。(★)
・上の形のまま左方向に全身を捩じります。
 (ぞうきんみたいにねじる)
・(★)の形を保ったまま180度体を回して元に戻ります。
・両手を開いて、体全体を右に傾けます。

足の動き(前半-先週号のところです)
・180度体を回すのは、両踵を固定して右足、左足、右足、左足の各々
 2回ずつです。180度回転した時に、両つま先が合っています。

  随分と足が捩じれますね。

足の動き(後半-今日のところです)
・180度体を回して元に戻るのは、左足、右足、左足、右足の各々
 2回ずつです。元に戻った時は最初のように両足は肩幅になります。

ボールについて(先週号と同じ)
・大きさは、上は胸を、下はお腹の大きさです。
・ボールを回転させる時、大きさを変えずにボールをなでるように
 回転させます。

  別名、気のボールとも言われていますが空気の珠のような
  ボール、と感じていただくといいですね。

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02/10/19号

◆【第三式 捩転乾坤 】ポイント

イラストです 第三式の捩転乾坤。今日はいくつかのポイントをご紹介して
締めくくりとします。ページの図をご覧になりながらポイントを
押さえて練習していただくといいですね。

【一番上の図】
気のボールの大きさは、上の手は胸に下の手はお腹の高さに
します。上が胸より上に上がると気も上がってしまいます。

【上から3番目の図(ぞうきんみたいにねじる)】
重心を踵に置き正中線を真っ直ぐにしてねじります。
前の手は額の真ん中、印堂というツボからまっすぐ上に持って
いきます。後ろの手は、お臍の後ろ、命門というツボに置きます。

【一番下の図】
顎を少し引いて体全体を真っ直ぐにして横に倒します。
上の手の指先が、地面に繋がる感じで下に下ります。

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03/10/18号

【 第三式 捩転乾坤 】 天体(体)を捩る
nuizhuan qiankun  ニュイヅゥアン チィエンクン
第三式は、【乾坤(天体=この場合は人体)】を【捩転】回しねじる、
でその効果も全身の経絡をマッサージするといった趣があります。

今日は動きではなく、イラストの型を真似てみましょう。
イラストは全部で6枚ですが、(1)一番上、(2)上から4つ目と5つ目
の3つをやりましょう。

(1) 右手(又は左手)を胸の高さに、左手(又は右手)をお腹の
   位置にして大きな空気のボールを抱えます。

   上下の手は、労宮と労宮が一直線になります。

    ※(内)労宮  手の平の真中あたりの気のツボです。
      (外)労宮  手の甲の真中あたりの気のツボです。

(2) 右手(又は左手)の外労宮を額の真中の印堂の上方に
   置きます。外労宮と印堂が一直線になります。

    ※印堂  眉間の少し上で気のツボです。

   左手(又は右手)の外労宮を命門の上に重ねます。

    ※命門  お臍の位置の背中側にある気のツボです。

型がつくれたら、「できた、はい終わり」ではなく、その型を
3分間保ちます。(1)では、ボールを抱えたまま3分間じっと
している訳です。静かに呼吸を続けます。


 「七星気功」についての質問、コメントを送る ⇒ taiqi.net@ybb.ne.jp

  3回目になります七星気功は、創刊号から購読くださっている方、
途中からの方にも分かりやすいように熟練度と切り口を変えてご紹介
していきます。毎日の心身メンテナンスとしてご利用下さい。

名称の通り、七つの型で構成された気功体操で、動きで気の
流れを調整し、内臓をの働きをよくする動功です。

1番〜7番は、各ページ下の名称をクリックすると動画がご覧に
なれますので、イラストを併せてご利用ください。

03/10/4号

【 第三式 捩転乾坤 】 天体(体)を捩る
nuizhuan qiankun  ニュイヅゥアン チィエンクン

七星気功は中国で作られたものですから、そこには中国哲学とも
いう「易経(本の題名)」イージン、の考えが根底にあり、乾坤、は
天体の意味を持っています。

4番目のイラストの「ぞうきんみたいにねじる」が第三式の噛み砕いた
表現です。全体は、ボールを抱えて体を回し、ねじり、伸ばす、という
動きで構成されています。一番上のイラストはボールを抱えていますが、
このボールは気のボールで、腕を伸ばして胸をゆったりとさせて抱きます。
3番目のイラストの帯脈は、腰の周りにある気の道と思っていただくと
いいですね。4番目の「ぞうきんみたいにねじる」と連結しています。

 ※帯脈は特に女の人には大事な部位で、柔らかな刺激が
   気血の流れを良くします。


では、ボールを抱えて体を回しましょう。
両足を肩幅に開いた形でボールを抱えます。そのまま体を回すの
ですが、踵を軸として固定して右足、左足、右足、左足、と各々2回ずつ
回します。そうすると体は180度回ります。
南を向いていたのが北向きになります。この時の足は両足が交差して、
つま先同士が合わさった/\形になります。

03/11/1号

第三式のポイントは全身を「ぞうきんみたいにねじる」なのですが、
内臓も全身がゆるんでいることと正中線が真っ直ぐになっている
ことが大切です。

正中線を真っ直ぐに保つには、顎をしっかりと引いて首筋を真っ直ぐに
します。体をねじるので前屈みになりがちですので重心はやや踵の
方に置きます。


ぞうきんみたいにねじった後は、先週と同じように踵を軸として固定して
おいて、今度は左、右、左、右を足を回します。
最初の両足を肩幅に開いた南向きの形に戻りました。

最後は、ボールを抱えていた両手をほどき体を右に倒します。
この時深〜く息を吐き出します。

 
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